昨年より仮想通貨に関する話題が増えていますが、バブルであるという指摘、取引所から仮想通貨が流出するなどネガティブなイメージが広まっているように感じます。その一方で、仮想通貨を支えているブロードチェーンという技術については、注目を集め色々な試みがなされています。日本においてもその取り組みが本格化してきました。
「ブロックチェーン」とは、サトシ・ナカモトという方が開発したデータベース技術のことをいいます。取引履歴などのデータ情報をブロックに保存し、鎖状に繋げていくものです。
ブロックチェーンは管理者が存在せず、複数のコンピューターで分散して管理していることが特徴で、改ざんが難しいというメリットがあります。
ビットコインなどの仮想通過を支える技術として利用されていますが、ブロックチェーンを利用して、色々な試みがなされています。
2017年4月18日のブログ(ブロックチェーンと土地登記)でも取り上げましたが、土地取引においてブロックチェーンの技術が注目されており、スウェーデン政府ではすでに登記にブロックチェーンを利用する実験を行う計画されています。
そして、この度、国内においても不動産テック企業がブロックチェーンを活用した不動産売買管理システムの提供というニュースがありました。
不動産取引の安全性確保だけではなく、各種手数料の削減にも貢献しそうなサービスです。
※プレスリリース https://www.jiji.com/jc/article?k=000000007.000029068&g=prt
こういったニュースを聞くと、司法書士の仕事が減るのではないかといったネガティブな方面に考えが及ぶかもしれませんが、逆にこういった技術やサービスをどう利用していくか、サービス提供をしている企業とどうアライアンスを組んでいくかと考えると、新たな分野の開拓につながるかもしれません。
<就職・転職サポート>
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