・男性の場合:スーツ、シャツ、ネクタイを着用して下さい。シャツの第一ボタンはしっかりと留め、ネクタイと共に華美なものは避ける点がポイントです。シャツは白が無難でしょう。
・女性の場合:スーツにシャツ、もしくはブラウスを着用して下さい。こちらも華美な色は避け、清楚に見える服装をすることがポイントとなります。写真に写るネックレスについても注意しましょう。
司法書士事務所のクライアントが金融関係の場合、事務所の職員についても身なりを見ているようです。当然、選考においても、清潔感がポイントとなりますので髪型は特に注意しましょう。
・男性の場合:髪が耳や目にかかっていないか注意しましょう。また頭髪の色は黒にして下さい。
・女性の場合:髪が長い場合は、後ろでまとめるなど顔をだし、清潔に見えるようにしましょう。
履歴書で使用する写真については、できれば写真館等で撮影したものを使用しましょう。アドバイスをもらえることが多いので、より好印象な写真が出来上がることが多いです。スピード写真についてはあまりお勧めできません。また写真の裏面に、ボールペンでご自身の名前も明記して下さい。
1.履歴書1枚目の学歴・職歴欄については、下記の体裁で記述しましょう。
「学歴」
○○高校入学
○○高校卒業
○○大学入学
○○大学卒業
「職歴」
○○株式会社入社
一身上の都合により退職
2.退職理由については、近年の不景気により会社の業績が下がったり、倒産したりという不可効力のケースでやむを得ず退職しているケースがあります。
その場合は、「会社都合により退職」と明記しましょう。
3.右端に「以上」と記載しましょう。
記載で忘れがちなのが普通自動車免許です。司法書士事務所によっては、外回りで車を使用することもあり、運転免許が必須の場合がございます。忘れずに記載をしましょう。
司法書士資格については、簡裁代理権の有無についても明記しましょう。また、宅建やFPといった、司法書士と関連するような資格があれば、印象がよくなることがございますので、記載をしましょう。
また、司法試験受験者で択一合格をされている方は、「平成19年旧司法試験択一試験合格」もしくは、「平成24年司法試験択一合格」といった記載をしましょう。司法書士試験に転向したばかりで、まだ勉強が進んでいない場合、学力の証明とされるケースもございます。
※資格欄での注意事項
司法書士業務と関係のない認定資格等を記載するのはやめましょう。業界への志望があまり高くないのではないかと解釈されるケースがございます。趣味等でとった資格についても同様です。
志望した理由を簡潔に記載してください。長すぎる内容は避けましょう。
また、あまり限定した内容を書くことも避けたいポイントです。「成年後見に積極的に携わりたい」といった記載をした場合、その司法書士事務所では成年後見を扱っていないケースがございます。そうなりますと、他の事務所を受験した方がよいのではないかと、言われてしまう可能性がございます。注意したいポイントです。登記業務なら登記業務、裁判業務であれば裁判業務を希望と、簡潔にオーソドックスにまとめましょう。
自筆がいいのか、PCで作成したものの方がいいのかといったご質問をよくいただきます。本件については、その司法書士事務所の方針により変わってきます。
求人広告の応募方法欄を見ると「直筆の履歴書を提出」と明記されていることがあります。理由としてはいくつか考えられますが、宛名書きをあえてPCではなく直筆で行う事務所もあります。また、その方がどういった字を書くのか見たいということになるでしょう。また字は人格を表すというように、判断材料のひとつにしているケースもあります。
字に自信がないという方もいらっしゃるかと思いますが、あくまで参考のひとつです。大事なのは丁寧に書かれているかどうかという点です。楷書で丁寧に、落ち着いて書いて下さい。
Copyright©Legal Bright Inc All Rights reserved.