一般企業の転職市場においては、「転職35歳限界説」と長らく言われてきましたが、少しずつ状況が変わってきているようです。
総合人材サービスのパーソルキャリア株式会社がまとめたところによると、2007年7月~2017年12月の10年間で、パーソルキャリア株式会社の転職サービス「DODA」を利用して転職した方の平均年齢が3.0歳上昇したということです。
パーソルキャリア株式会社の統計によると、2007年下半期に転職成功者の平均年齢は29.1歳でしたが、2017年度では32.1歳まで上がっています。実績・スキル重視の即戦力採用などのミドル層の採用が増えたこと、30代・40代からの転職希望者であっても入社後長期的に活躍できる場が増えたといった背景があるようです。経済の動向にもよりますが、少子高齢化といった日本の事情を考えるとまた上がっていく可能性も考えられますね。
参考記事:転職サービス「DODA(デューダ)」転職成功者の年齢調査(2017年下半期)
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司法書士業界においても、就職・転職希望者の年齢が上がってきていると感じています。
司法書士試験の合格者平均年齢を見てみますと、近年は上昇傾向にあります。平成21年度が31.38歳であったのに対し、平成28年度は38.03歳と7歳近くも上昇しております。
弊社においても、40代・50代で司法書士試験に合格し相談にいらっしゃる方が年々増えています。これまで20代・30代の方の就職・転職支援が主流でしたが、今後は30代以上が多数派になりそうな状況です。
司法書士業界は、資格があれば比較的就職・転職がしやすい業界です。会社員を辞めてのキャリアチェンジ、定年後のセカンドライフに考える方もいらっしゃいます。
司法書士の年齢層については次のページでもデータを載せていますので、よろしければご覧ください。
※2017年06月13日 司法書士は定年がなく長く働ける仕事か
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