ニュースと司法書士

2017年02月20日　司法書士のIT活用

司法書士事務所では、近年登記案件を中心に業務が多忙を極めていると伺います。日々の業務に追われ、新しい試みができないというお悩みも聞く機会が増えました。先を考えると常に先手を打ちたいものの、時間がなくできないという実情があります。

新しい試みを行う際に、ITの活用は欠かせません。ですが、最新ソフトウェアやアプリを導入するのは難しく、摩擦や混乱も生じやすいといえます。まずはすぐ始められそうな部分から始め、少しずつ活用することが現実的といえるでしょう。活用をしていき、業務効率化や業績アップにつながるよう調整していくのが一番の近道かもしれません。
例えば、LINEといった身近なアプリケーションから導入してみると良いかもしれません。最近は法人用アカウントが開設できるようになりました。問い合わせ対応から依頼の進捗報告など、きめ細かいサービスを提供するのに役に立ちそうではありませんか。LINEは既に日常生活にも浸透しており、幅広い年代が使用しています。

また、最近ではウェブサイトに関するご相談を司法書士事務所からいただく機会が増えています。これまで金融機関や不動産会社といった法人向けに業務を行ってきたため、重要性を感じなかったようですが、採用活動を行うにあたりウェブサイトがある方が、司法書士の求職者へ訴求につながります。「法人＝ウェブサイトがある」、という認識が広く浸透しているため、検索して事務所のサイトがないと、求職者も不安になってしまい応募に繋がらないという実情があります。事務所概要や業務案内をまとめるだけでも大きくイメージが良くなるので、ウェブサイトがなく、採用に困っている事務所様においては、制作を強くお勧めしています。

近年はウェブサービスも簡略化され、手軽に始められるものも増えています。移り変わりも激しいので、定期的にチェックしてみると広がりが出るかもしれませんね。

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